骨粗鬆症 ビタミンD 日光
- 2012.12.25
- 健康 八幡西区整骨院
骨粗鬆症の予防と改善をするためには、カルシウムを摂取することが大切です。
ですが、ただ、カルシウムをたっぷり摂取しているだけでは骨粗鬆症の予防、改善はできません。
いかに効率よく摂取し、吸収し、沈着させることができるかというのがとても大切な部分です。
ビタミンＤは、カルシウムの骨への沈着を助ける役割をするものです。
体内の石灰とリンの代謝を調整し、骨を作るということに関与するビタミンＤが欠乏すると、骨は軟化し、歯の発育も悪くなります。骨粗鬆症の状態です。
ビタミンＤ不足は、日光に当たらない状態にあると起こります。「セムシ」の症状です。
日本では、冬に日光があまり指さない北陸地方の人に多く見られる症状ですが、高齢になると、外に出る機会が少なくなり、ビタミンＤ不足の状態になる人が多くいます。
最近は、紫外線はとても悪者のように言われていますが、骨を丈夫にするために、ビタミンＤを生成するために紫外線は必要なのです。
食材から、ビタミンＤを摂取することはできますが、それだけではやはり不足しがちです。
お天気の良い日に、日光浴をすることはとても大切なことです。
骨を丈夫にするために日光に当たること、骨の周りの筋肉をつけるために運動をすることで、骨粗鬆症の予防、改善が出来ますし、もろくなった骨の骨折を防ぐことができます。
ウォーキングなどの運動が無理な場合であっても、日光浴をしながら、少しストレッチをするなどの運動をしてみると良いですね。
