骨粗鬆症 予防 リン マグネシウム
- 2012.12.25
- 健康 八幡西区整骨院
骨粗鬆症には、リンやマグネシウムが必要です。
リンやマグネシウムは、骨粗鬆症の予防と症状の改善に大きく関与する無機質です。
骨を作る材料となるカルシウムが不足すると、骨粗鬆症となり、骨がカスカスになり、もろく折れやすくなります。
高齢者が骨折をすると、寝たきりになってしまったり痴呆の原因になります。
ですから、カルシウムを摂取し、摂取したカルシウムがきちんと骨に沈着するような食生活、運動、日光浴が必要です。
穀物や肉類に多く含まれているリン、幅広い食品に含まれているマグネシウムは、どちらも骨や歯の形成に重要な働きをします。
ですから、必要な物質であることは間違いないのですが、リンに関しては、現代の食生活の中で不足している人は殆どいません。
リンは不足することはまず無い栄養素ですから、摂り過ぎないようにすることが必要です。
リンの取りすぎは、カルシウムの吸収を悪くしてしまうからです。加工食品や卵黄、スナック菓子などにもリンはたくさん含まれています。くれぐれも食べすぎには要注意です。
マグネシウムに関しては、穀物や海産物、ゴマなどの種実類に多く含まれています。
不足しがちな人が多い栄養素ですから、補っていくことが必要です。マグネシウムの50~60%は骨に含まれ、残りは血液や筋肉、脳、神経に存在しています。
私達からだの重要なところに存在するマグネシウムは、不足すると血管が拡張し、充血起こしたり、下痢をする、神経が興奮するなどの症状がでます。
健康食品といわれる「ゴマ」は、意識的に多めに摂ると良いですね